『バッド・マイロ!』:「イドの怪物」ならぬ「おいどの怪物」 @DVD・レンタル

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2014年の年末に単館系でロードショウされたモンスターコメディ『バッド・マイロ!』、DVDで鑑賞しました。
ポスターの謳い文句に「あの『テッド』の次はコイツだ!」とあることから、下品な要素を含んだコメディだと想像できますが・・・
さて、映画。

真面目な会計士のダンカン(ケン・マリーノ)は妻(ジリアン・ジェイコブス)とふたり暮らし。
金融取引のサポートを行う会社はリストラの嵐で、上司(パトリック・ウォーバートン)から人事部への異動を命じられた。
ドンドン、馘を切れ、ということだ。
以前からストレスを抱えていたダンカンの体内から、ある日、変種の生物が現われてしまった・・・というハナシ。

この身の丈50センチの生物、「マイロ」と名付けられるのであるが、ダンカンが知らないうちにストレス源の人間を惨殺していく。
そもそもマイロはダンカンの大腸ポリープが変性して生まれたもので、ダンカンの肛門から登場し、役目を果たすとふたたび肛門から体内に戻っていくというあたりが下品。

でも、あれれ、ストレスが高じて、本人が知らないうちに怪物が現われる・・・って、これ『禁断の惑星』の「イドの怪物」じゃありませんか。

まぁ、尻から生まれるのだから、さしずめ「おいど(御居処)の怪物」といったところか。
と考えれば、それほど奇抜なハナシでもないなぁ、なんてみていると、この「おいどの怪物」、遺伝性だったようで(たしかに映画冒頭で「家族性大腸なんとか」というまことしやかな名称で呼ばれている)、ダンカンの父親にも同じような症状があったことが判明する。

ダンカンの父親はそのことで家族を捨てて、世捨て人のような暮らしをしており、それがダンカンの父親観にも影響を与えたというエピソードが登場して、終盤は「家族の和解の物語」に収斂していく。

ありゃ、意外と品がいいじゃないか。

ということで、観終わった気分は、爽快、痛快とはいかないまでも、かなりいい感じ。

評価は★★★(3つ)としておきます。



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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:26本
 外国映画19本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 7本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:30本
 外国映画25本(うち劇場 6本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うち劇場 0本)
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この記事へのコメント

おすもうさん
2016年04月11日 22:34
やはりりゃんひささんには、このような作品がお似合いのようですね。

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