『クリムゾン・ピーク』:幽霊譚、ではなかった・・・ @DVD・レンタル

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ギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』、DVDで鑑賞しました。
謳い文句は「絢爛豪華な心霊屋敷が、人の心を狂わせる」。
端正なゴーストストーリーを期待しましたが・・・
さて、映画。

20世紀初頭のアメリカ。
富豪の娘イーディス(ミア・ワシコウスカ)の前に現れたのは、トーマス・シャープ準男爵(トム・ヒドルストン)と姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)。
トーマスは、英国の邸宅周辺から赤粘土を掘り出し、一儲けを考えていた。
その掘削機械への出資金をイーディスの父親に依頼しにやって来たのだった。
しかし、出資は断られ、イーディスの父親は不運な死を遂げてしまう。
トーマスに見初められたイーディスは、父親の死後、結婚し、彼の英国邸宅にやってくるのだが、そこは荒れ果てた屋敷だった・・・

というハナシで、荒れ果てた屋敷が建っている丘の名が「クリムゾン・ピーク」。
イーディスは、亡き母の幽霊をしばしば見、その幽霊が「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と忠告していたのだった。

見どころは、凝った美術と主役三人の演技。
とにかく、このふたつに尽きる。

というのも、ストーリーがいまひとつだから。

幽霊が災いをなすだとか、幽霊となってさまよう魂をどうにかして救済するだとかの、端正なゴーストストーリーを期待したのだが、落としどころが人間の業。
いや、禁忌の関係だから、業といっていいものかどうか。
別に幽霊が出てこなくても成立する話なんだが・・・

脚本は、ギレルモ・デル・トロとベテランのマシュー・ロビンス(『続・激突!/カージャック』『コルベット・サマー』など)だけれど、オリジナルはどちらが書いたのかしらん。
ちょっと気になる(そういえば、同じくデル・トロ作品の『ミミック』もふたりの共作だが)。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。


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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:54本
 外国映画37本(うちDVDなど 2本)←カウントアップ
 日本映画17本(うちDVDなど 2本)

旧作:2016年以前の作品:63本
 外国映画50本(うち劇場 9本)
 日本映画13本(うち劇場 5本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2016年07月19日 14:48
ほんとにそうですね、幽霊がもっと重要な役割をするのかと思っていました。まあ、主役三人が好きなので観て損とは思いませんが、デル・トロ監督、少し衰えたんでしょうか?
次回作に期待です。
2016年07月20日 21:54
ぷ~太郎さん、コメントありがとうございます。
デル・トロ監督、ハリウッドで少々薄味になっちゃったかもしれませんね。
ここなつ
2016年09月01日 12:50
こんにちは!TBのお返しをして下さりありがとうございました。
やっぱり、デル・トロ監督に対する期待値って高いですよね~。そもそもの期待値の高さに、この作品は確かにイマイチだったような気が正直します。
しかし…!私は大好きな作品でした。
2016年09月01日 21:42
ここなつさん、コメントありがとうございます。
デル・トロ監督作品って、いつも期待が高いです。
いつごろから高くなったのかしらん。
個人的には初見の『デビルズ・バックボーン』かなぁ。

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  • 「クリムゾン・ピーク」

    Excerpt: ゴシック・ホラー。大好物のジャンルだ。怖く、グロく、美しく。そして、怖く、グロく、美しく、と撮らせたら、今の所私にとってベストはギレルモ・デル・トロ監督である。監督お得意のクリーチャーは今回はあんまり.. Weblog: ここなつ映画レビュー racked: 2016-08-31 12:39