『白い闇の女』:A・ブロディの個性が光るハードボイルド篇 @DVD・レンタル

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今春、小規模ロードショウされた『白い闇の女』、DVDで鑑賞しました。
主演はエイドリアン・ブロディ。
『戦場のピアニスト』で米国アカデミー賞主演男優賞を獲得しているが、以後『ヴィレッジ』『ジャケット』『ジャーロ』『心霊ドクターと消された記憶』とヘンテコリンな映画に好んで出演している。
さぞや今回もヘンチクリンな映画であろうと、変な期待を持っての鑑賞。
さて、映画。

新聞に署名入りの記事欄を持つポーター(エイドリアン・ブロディ)。
家族ある身であるが、社主主催のパーティで白いドレスの女・キャロライン(イヴォンヌ・ストラホフスキー)と出逢う。
彼女の夫・サイモン(キャンベル・スコット)は映画監督だったが、エキセントリックで、数多くの謎めいたビデオを撮っていた。
その中に、ある問題を抱えた映像があり、それを探してほしい、というのだ。
キャロラインの色香に迷ったポーターは彼女の依頼を引き受けるが・・・

といったところから始まる物語で、同じような内容を社主からも依頼され、社主側はかなり荒っぽい手段に出て、ポーターを痛めつけ脅してくる。
社主側は問題の映像で脅迫されており、脅迫者は誰で、その映像の内容はどんなものかが興味の焦点。

誰がとか、どんな手口とかいったミステリー要素は薄いが、暴きだされるもの自体はどす黒い。
このどす黒さが、ポーターのモノローグで物語を進めていくといったスタイル以上に、映画をハードボイルド的にしている。

また、ポーター演じるエイドリアン・ブロディのキャラクターによるものなのか、カッコいいタフガイ俳優が演じれば絵にかいたような定石映画になるところが、ポーターの捉えどころのなさによって、映画に奥行きが与えられている。

ということで、エイドリアン・ブロディ、ナイス!

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
ポーターの妻役はジェニファー・ビールス(予告編では、ビールズ表記)。
一時期、活動の主体をテレビに移していたが、ここのところはポツンポツンと映画にも出演しているもよう。
監督・脚本は、テレビ畑のブライアン・デキュベリスで、これが初長編。
コリン・ハリソンによる原作は、『マンハッタン夜想曲』のタイトルで邦訳もされている。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:71本
 外国映画54本(うちDVDなど12本)←カウントアップ
 日本映画17本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:50本
 外国映画42本(うち劇場鑑賞11本)
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 3本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2017年09月30日 00:19
同じくヘンテコな作品だろうと思って観ましたが、結構まっとうな映画だったんで、ちょっとびっくり。DVDで観るにはよかったです。
2017年10月01日 15:00
ぷ~太郎さん、コメントありがとうございました。
ヘンテコでないところにビックリ!というはどうかとも思うのですが、拾い物映画ではありましたね。

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