『アイム・ノット・シリアルキラー』:ぼくは連続殺人鬼じゃない @DVD・レンタル

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11月は、ことし前半にロードショウされた映画のDVD鑑賞月の様相になってしまいましたが、さらに続き。
映画は『アイム・ノット・シリアルキラー』。
新宿シネマカリテがメイン館の小規模ロードショウ作品です。
さて、映画。

米国の田舎町。
一家で葬儀屋を営むクリーヴァー家。
ジョン(マックス・レコーズ)は、そこのひとり息子。
死に興味を示す多感な年ごろだが、あまりにものめり込みすぎている様子で、カウンセリングを受けている。
そんな町で連続殺人事件が発生した。
ジョンには、近所に住むクローリー老人(クリストファー・ロイド)が怪しく思える。
そして、ジョンは老人が男を殺害するところを目撃してしてしまう・・・

というところから始まる物語で、死に興味を示す少年の物語といえば、スティーヴン・キングの『スタンド・バイ・ミー』『ゴールデンボーイ』を彷彿とさせる。

この映画もそんな感じで、特に、全編16ミリフィルムで撮影したという粗い粒子の映像が、多感な少年の心情を象徴していて、素晴らしい。
そして、映画はジョンの観点から描かれる(POVという意味ではないが)ので、ジョンが目撃する殺人の場面など、彼の空想なのかとも思えてくるあたりは、ますますもって良いではありますまいか。

けれど、クライマックスで、殺人鬼のなかからどす黒いエイリアンめいた正体が出てくるのは拍子抜け。
いや、まぁ、小説だったら許容できるのかもしれないが、映像でみせられると、「なんだかなぁ」と思ってしまう(キング小説だと、この手のオチも多いけれど、先に挙げた2作品は、こういうのじゃないしね)。

ここも、少年の幻想で、本当はまで事件は解決していない・・・
「ぼくが殺したのは、あの連続殺人鬼だけだ」ということならば、原題の「I AM NOT A SERIAL KILLER」(ぼくは連続殺人鬼じゃない)というのが効いてくるのだけれど。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:95本
 外国映画72本(うちDVDなど22本)←カウントアップ
 日本映画23本(うちDVDなど 3本)

旧作:2017年以前の作品:62本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞13本)
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 3本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2018年03月29日 17:01
私は反対で、変なエイリアンがでてくるところが拍子抜けなんだけれど、妙にゆるくておかしかったです。ツッコミいれたくなるある種の純愛ですものね。

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