『あしたは最高のはじまり』:オマール・シーのキャラクターが活かされた佳作 @DVD・レンタル

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昨年秋口にロードショウされた『あしたは最高のはじまり』、DVDで鑑賞しました。
主演は『最強のふたり』のオマール・シー。
もとは2013年に製作された「No se aceptan devoluciones」というメキシコ映画だそうな。
さて、映画。

南フランスの海辺の町で、観光ヨットの雇われ船長としてお気楽に暮らすサミュエル(オマール・シー)。
ある朝、彼のヨットのもとへクリスティンと名乗る英国女性(クレマンス・ポエジー)が現れ、「この子はあなたの子ども」といって乳飲み子をサミュエルに預けて、そのまま帰国してしまう。
慌てて、彼女を追ってロンドンまできたサミュエルだったが、クリスティンは見つからず、その上、無一文になってしまう。
二進も三進もいかなくなったサミュエルを助けたのが、テレビプロデューサーのベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)。
サミュエルはベルニーの誘いもあってスタントマンを生業として娘グロリア(グロリア・コルストン)を育てることになったが・・・

といったところから始まる物語で、ここまでのところは所謂シングルファザーもの。
ストーリー的にはそれほど目新しいところはないものの、サミュエル演じるオマール・シーの陽気なキャラクターと娘グロリアの掛け合いで面白くみせていきます・・・というのが前半。

中盤、一時期の神経不安症から立ち直ったクリスティンがサミュエルたちの前に現れて、グロリアを引き取りたいと願い出るあたりから、ハナシが少々込み入ってきて、親権争いの法廷シーンなどが続き、終盤には予想外の展開となっていきます。

このあたりになると、ちょっと作りすぎの感が無きにしも非ずだけれど、生みの親より育ての親、なによりかにより乳飲み子のときから一緒だった「時の重さ」は何にも代えられず、さらにそれが・・・となると、なおさら・・・ということになる。

原題は「DEMAIN TOUT COMMENCE」、すべてのスタートを新たに切る、という意味で、サミュエルが娘を育てようと思ったときもさることながら、新たなスタートを切らねばならないラストを思うと、なかなかいいタイトル。
(オリジナル映画のタイトルは「返品は受けつけられません」の意味だそうな)

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:20本
 外国映画16本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 4本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:11本
 外国映画 9本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画 2本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2018年03月28日 15:00
確かにラストは予想外の展開。でも全体的に嫌味はなく、DVDで観るにはちょうど良い感じです。

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