『29歳問題』 :ゼロ年代前半の香港映画の雰囲気を感じました @ロードショウ・単館系

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レンタルDVD鑑賞のレビューが続いていましたが、久々の劇場鑑賞映画レビューを。
映画は『29歳問題』。
昨年2017年製作の香港映画。
香港映画を劇場で観るのは、かなり久しぶり。
90年代後半から00年代前半までは、かなり劇場へ足を運んだものだったが・・・
さて、映画。

舞台は、2005年の香港。
クリスティ=ラム・ヨックワン(クリッシー・チャウ)は30歳目前のキャリアウーマン。
社長からの信任もあってバリバリ働き、長年の恋人もいる。
そんなある日、アパートの大家から、部屋を売ったから出て行ってほしいといわれるは、昇進してオフィスのトップになるは、と、てんてこ舞い度は上がるのみ。
アパートを出て、仮住まいの部屋は、同い年の女性ウォン・ティンロ(ジョイス・チェン)が住んでいる部屋だが、彼女は一か月のパリ旅行に行っている。
どんな女性かと気になったクリスティは、ティンロの日記を無断で読んでいく・・・

といったところから始まる物語で、対照的なふたりの女性の生き方が交互に綴られていきます。

レコードショップで働き、ちょっとしたことに感激するティンロの姿に、少しずつクリスティが変わっていく・・・という物語はそれほど目新しくありません。
けれど、クリッシー・チャウ、ジョイス・チェンのふたりが魅力的なので、飽きることはありません。

終盤、無邪気なティンロの無邪気な理由が明かされますが、観客としては、まだまだどうにかなる、そういう気持ちになります。

そして最後の最後にふたりが出逢うシーン。
これ、元は舞台劇だったのね!と思う大仕掛けがあり(鈴木清順の映画に似たシーンがあるが)、へへへへ、と微笑ましくなりました。

エンドロールで、香港でロングランを重ねた舞台の様子も写され、なかなか興味深かったです。
なお、監督のキーレン・パンは、その舞台劇で、主役ふたりを演じ分け、演出もしていたひとです。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:35本
 外国映画28本(うちDVDなど 2本)←カウントアップ
 日本映画 7本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:28本
 外国映画23本(うち劇場鑑賞 2本)
 日本映画 5本(うち劇場鑑賞 1本)
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この記事へのコメント

ここなつ
2018年07月13日 17:52
こんにちは。TBをありがとうございました。
なんということはないけれど、とても良い作品でした。心に染み入るというか。前向きなことと立ち止まることは一見違うことのように思えますが、実は根っこの部分は同じなのではないか?と思わせてくれた作品でした。
ぷ~太郎
2018年07月25日 15:21
久々の香港映画。これも久々の広東語を堪能しました。もとは舞台劇でロングランしていたというのも納得。嫌味のない作品で、なにより香港映画が光輝いていた時代へのオマージュが背景にあるのが嬉しいですね。

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