『勝手にふるえてろ』『ハローグッバイ』:秀作にはいま一歩なれど、なかなか好い2本立て @名画座

もうかなり鑑賞から時間が経ってしまったのですが、忘備のためのレビューです。
映画は名画座2本立てで観た『勝手にふるえてろ』と『ハローグッバイ』。
若い女性を主人公にした2本ですが・・・
さて、映画。

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勝手にふるえてろ

24歳のヨシカ(松岡茉優)は地味系OL。
中学時代の同級生イチ(北村匠海)に想いをよせる一方、同僚のニ(渡辺大知)と両天秤をかけている。
そんなヨシカの趣味は、絶滅した生物についてネットで見ること・・・

というところからはじまる物語。

乗り合わせたバスの隣席のおばさんに快活に語りかけたり、黙々と釣りをするおじさんに話しかけたりと活発な様子だけれど、どうもみていて違和感ありあり。
それもそのはず・・・

と彼女のキャラクタばらしが終盤はいるのだけれど、ま、そんなところだろうと予想がつく。

会社での同僚に対してはぶっきらぼうで、アンモナイトの化石をネットで購入する・・・って、設定がわかりやすすぎる。

こんなわかりやすい設定で、かつ、「わたしが・・・わたしが・・・」的な主人公には共感できず、さらに、彼女に想いを寄せる同僚のニも、自分勝手というかそんな感じで・・・

いちばん共感できたのは、イチか。

人気者、ちやほやされていても疎外感を感じている・・・
それを、面と向かって表現できないので、結局、主人公にも誤解されている・・・っていうのが興味深い。

主人公のヨシカ演じる松岡茉優のコメディエンヌぶりは見どころだけれど、内容的には共感できず。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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ハローグッバイ

ある地方都市の女子高校。
優等生で委員長をする葵(久保田紗友)は、クラスから真面目さゆえに浮いた存在。
クラスの人気者はづき(萩原みのり)からはいちばん遠い存在。
そんなある日、下校途中で道に迷った老女(もたいまさこ)と出逢い、ふたりの間が少し近くなっていく・・・

といった物語で、優等生の葵は、両親と親しい関係になく、それ故に、万引きをしている。
そして、はづきは同級生を恋仲になり妊娠するが、相手とは別れ、かつ、相手は仲間のひとりに鞍替えしており、中絶費用にも困っている・・・そしてそれを葵が知っている

という設定があります。

この設定が上手く、道に迷った老女から金を巻き上げようとするはづきの行動に胡散臭さを感じた葵が、行動をともにする・・・というように描かれていきます。

まぁこの設定は上手いのだけれど、その後の展開は、やや甘ったるい感じがし、老女が徘徊しているのは、認知症ということもあるのだけれど、かつての思い人に出しそびれた恋文を出そうとしており、それを知ったふたりが是非にでも届けようと随行する・・・

となってくると、少々お節介的で、映画の物語的な物語という感が否めない。

目的を達した(とはいえ満願成就ではない)ふたりが、この行程で得た信頼も、翌日からはナシにして、もとの不干渉関係に・・・といったあたりは悪くない結末でした。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:48本
 外国映画39本(うちDVDなど 3本)←カウントアップ
 日本映画 9本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:48本
 外国映画41本(うち劇場鑑賞 7本)←カウントアップ
 日本映画 7本(うち劇場鑑賞 1本)
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