『心と体と』:なんだか中年おじさんの夢想のようなハナシだねぇ @DVD ・レンタル

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昨春小規模ロードショウされたハンガリー映画『心と体と』、DVDで鑑賞しました。
周囲の映画好きのひとに評判が良かったので、結構、楽しみにしていた作品でした。
さて、映画。

ハンガリーの食肉工場。
新しく雇われた若い女性マーリア(アレクサンドラ・ボルベーイ)は、人とのコミュニケーションが苦手。
雇われてまもなく、財務部長の中年上司エンドレ(ゲーザ・モルチャーニ)と社員食堂での昼食の席に相席した。
それからしばらくして、工場内で盗難事件が起こり、社員全員がメンタルヘルス医の面談を受けることになった。
そのとき、マーリアとエンドレが同じ夢、雄と雌の鹿になった夢を見ていることがわかった・・・

というところからはじまる物語で、タイトルどおり「心」と「体」のハナシが展開されるのだけれど、夢と現実の接点というか着地点というか、そこんところが物足りない。

ま、なんだかんだあって、結局、エンドレとマーリアが現実世界で結ばれるのだが、なんだか中年おじさんの夢想のようなハナシで、夢に出てきた鹿のエピソードも結局活かされていない。

思いっきりの乏しい映画といった感が強く、個人的に期待したラストは次のふたつ。

ひとつは、現実と思われたふたりは、実は鹿がみた夢。
もうひとつは、夢を通して、現実世界でも、エンドレがマーリアの側に行ってしまう。

それぐらいのラジカルさが欲しかったです。

ただし、鹿が出てくるシーンはいずれも秀逸。

評価は★★☆(2つ半)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:18本
 外国映画18本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 0本(うちDVDなど 0本)

旧作:2019年以前の作品:28本
 外国映画22本(うち劇場鑑賞 7本)←カウントアップ
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 2本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2019年03月31日 00:19
なんか変な映画でした。少しは期待したのですが、がっかりでしたね。食肉工場の様子も不快でしたし、何故舞台を食肉工場にしたのかわかりません。鹿の夢も後半はでてこなかったし、鹿が何の役割なのかお不明。中高年男性がこうなればいいなと思っていることを作品にしたとしか思えなくて、気味悪かったです。
2019年03月31日 11:30
ぷ~太郎さん、コメントありがとうございます。
鹿の映像シーンなど画的に見どころはありましたが、内容的には、いまひとつでした。

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  • 心と体と

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