『キャプテン・マーベル』:映画が暗喩する世界観は、こういうこと? @DVD・レンタル

キャプテンマーベル.jpg

ことし3月にロードショウされた『キャプテン・マーベル』、DVDで鑑賞しました。
アベンジャーズ誕生前の物語。
だけれど、『アベンジャーズ』シリーズは1本も観ていない。
さて、映画。

宇宙に存在するクリー帝国の女性ソルジャー、ヴァース(ブリー・ラーソン)は、謎のフラッシュバックに悩まされていた。
それは、彼女の失われた記憶であり、そこには大きな秘密が隠されているようだ。
その秘密を、クリー帝国の宿敵スクラル人が狙っていた・・・

というところから始まる映画で、巻頭早々からガックリ感が満載。

え? 宇宙のハナシなの?
なんちゃら帝国と、なんとか帝国の星間戦争・・・
って、なんだか『宇宙大作戦』みたいな設定なのね。
うーん、地球人のヒーロー物語かと思っていました。

ま、『アベンジャーズ』シリーズを1本も観ていないのに、アベンジャーズ誕生前の物語を観るこちとらが悪いんだけれど。

で後は、その秘密の装置を巡る攻防戦に、主人公が記憶(すなわちアイデンティ)を取り戻す物語が絡んでくる。
ここいらあたりも、ありきたりで、それほど面白くない。

面白かったのは、ブリー・ラーソンは繊細な演技より、隈取不要の歌舞伎役者みたいで、こういうヒーローものがハマるあたり。

あと、クリー人、スクラル人、主人公と彼女を助ける地球人たちに秘められた人種的暗喩。

クリー人は、帝国を率いている白人型の宇宙人。
スクラル人は、自在に姿を変える能力を持ち、いろんなところに潜んでいる宇宙人(ただし、真の姿は人間風でない)。
主人公は、実はクリー人に囚われの立場であり、彼女を助ける地球人たちは全員揃って黒人。

つまり、
クリー人=ナチスドイツ+かつての米国の支配者層のイメージ、
スクラル人=ユダヤ人、
主人公たち一派=黒人
というように見える。

とすると、この後、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に集められるアベンジャーズたちというのは、地球上のあらゆる人種の代表のようなもので、多人種国家の象徴なのかしらん?

でも、『アベンジャーズ』シリーズを観たいなぁ、とはこの映画を観ても思いませんでしたが。

評価は★★☆(2つ半)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:49本
 外国映画44本(うちDVDなど 6本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2019年以前の作品:55本
 外国映画42本(うち劇場鑑賞10本)
 日本映画13本(うち劇場鑑賞 3本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2019年08月12日 15:59
ふ~ん、登場するいろいろな種族をユダヤ人や黒人などにあてはめるのは面白いですね。アベンジャーズが多人種国家の象徴というのにもなんとなく納得します。私的にはこの映画、主人公の自立=人間の自立としてみて、まあまあ面白かったです。が、続編を観たいとは、またはアベンジャーズを観たいとも思いませんが。