『夜明け』:映画の終わりは人生の終わりでも始まりでもない @DVD・レンタル

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ことし年頭に公開された日本映画『夜明け』、DVDで鑑賞しました。
鑑賞から少し日が経っているレビューです。
細部は朧げ・・・
さて、映画。

北関東・茨城の海にほど近い小さな町。
木工所を営む初老の哲郎(小林薫)はある朝、河原で倒れている青年(柳楽優弥)を見つける。
自宅に連れ帰り介抱し、名前を尋ねると、彼は「シンイチ」と答えた。
それは、哲郎の死んだ一人息子の名前と同じだった・・・

といったところから始まる物語で、新人・広瀬奈々子監督による脚本。
是枝裕和や西川美和の演出助手を務めていたという彼女の脚本は、師事していた二人に通じるところはある。
人生の後悔や再出発をさりげなく描きたい・・・そんな思いがあるのだろう。
また、人生は映画の後もつづく、映画の終わりは人生の終わりでも始まりでもない、そんな思いもあるのだろう。

その意気込みはよし。
だけれど、語り口や人物の深堀などまだまだ未熟で幼い感じがする。

若者の方はいざ知らず、初老の男のほうの心情が、まだまだ。
先妻と死別し、幼馴染と再婚しようとする初老の男、その人生の岐路での出来事での心の揺らぎがやはり頭で考えたレベルに留まっていて惜しい。
助言者がいれば、もっと才能を伸ばせると思うのだけれど、いまの日本映画はそんな環境にあるのかしらん、などと思う。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:76本
 外国映画61本(うちDVDなど10本)
 日本映画16本(うちDVDなど 4本)←カウントアップ

旧作:2019年以前の作品:71本
 外国映画50本(うち劇場鑑賞13本)
 日本映画21本(うち劇場鑑賞 6本)
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