『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』 :これは舞台の方がぜったい面白いよなぁ(たぶん) @ロードショウ

グッドバイ.jpg

太宰治の同名の遺作(未完)を基にした舞台劇の映画化『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』、ロードショウで鑑賞しました。
太宰って・・・あまり好きじゃあないんだけれど、主役ふたりの顔合わせが面白そうってわけで。
さて、映画。

戦後しばらくしてからの日本。
そこかしこに闇市が立ち並んでいる。
文芸誌編集長の田島周二(大泉洋)は優柔不断な男だけれど、なぜだか女に滅法モテる。
青森に女房と娘を疎開させているが、愛人の数は十数人。
けれど、疎開先から届いた娘からの「会いたい」と書かれた拙い手紙を読んで一念発起、愛人たちと別れる決意をした。
入れ知恵したのは作家の漆山(松重豊)、「偽の女房と連れ立って愛人のもとを訪れて、やんわり別れを切り出せば・・・」と。
早速、担ぎ屋の大飯食らいのキヌ子(小池栄子)を偽の女房に仕立てて愛人のもとを巡っていくことにしたが・・・

といったところからはじまる物語で、サブタイトルにあるような悲喜こもごもの人生喜劇。

設定的には、戦前のフランス映画『舞踏会の手帖』『輪舞』のようなハナシかしらん、と思ってニヤついて観ていたけれども、途中で疎開先から女房が帰ってきてしまい、輪舞形式は尻切れトンボ。
あれまぁ、十数人の愛人がいたのではないかしらん? と思うわけでして。

で、その後はなんと、件の田島が死んじゃったあ! となってドタバタ度合いが強くなって、泥臭くなってしまい残念。

主役ふたりの顔合わせには満足だけれど、これは舞台の方がぜったい面白いよなぁ、と思っちゃいました。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 16本
 外国映画 9本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 7本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2020年以前の作品: 13本
 外国映画 7本(うち劇場鑑賞 1本)
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

2020年02月21日 22:35
後半の、死んでからのドタバタ劇は、随分おかしな方向に飛躍しちゃいましたもんね。
ほとんどファンタジーの世界、というか。
まあ、嘘偽りから始まったが、最後に真実に辿り着いたということでしょうか。
りゃんひさ
2020年02月21日 22:50
トリトンさん

>まあ、嘘偽りから始まったが、最後に真実に辿り着いたということでしょうか。
→ですね。後半のドタバタ劇はひと昔ふた昔前の笑いだったような・・・
ぷ~太郎
2020年03月03日 16:08
仰せの通り、後半はちょっと興ざめの感がありましたね。でも前半の大泉洋と小池栄子は面白かったです。が、大泉洋のうえをいくしたたか者の松重豊がいい味だしてました。実際の太宰治も、彼らの10分の1でもいい人だったらとよかったのにと思わずにはいられません。
りゃんひさ
2020年03月03日 23:05
ぷ~太郎さん

太宰治は・・・うーん、ダメでしょう。