『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて』:美しい風景に、シンプルでパワフルな漁師たちの歌 @DVD

フィッシャーマンズ・ソング.jpg

ことし1月にロードショウされた『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて』、DVDで鑑賞しました。
タイトルにもあるとおり、英国南西端のコーンウォールが舞台の実話に基づいた物語。
そういえば、『歌え!フィッシャーマン』というドキュメンタリー映画があったはず(未見)。
同じ題材かしらんと思ったが、あちらはノルウェーのことだそうな。
ま、漁師は歌うものと相場が決まっているのか、日本にも鳥羽一郎の『兄弟船』があるものね。
なお、『兄弟船』の作曲は船村徹だから、念がいっているといかなんというか。
さて、映画。

やり手の音楽プロデューサー・ダニー(ダニエル・メイズ)は仲間と一緒に英国南西端のコーンウォールの小さな港町ポート・アイザックを訪れた帰途、漁師たちが余興で歌っているのに出くわした。
仲間たちから「彼らはすごい、すぐ契約するべきだ」とけしかけられ、その気になったダニーは彼らフィッシャーマンと契約を試みようとする。
が、仲間たちの発言はダニーをからかったもの。
けれども、彼らの歌に魅了されたダニーは、彼らのメンバーの娘でバツイチ・シングルマザーのオーウェン(タペンス・ミドルトン)が気になったこともあり、本腰を入れて契約しようとする・・・

といったハナシで、歌う漁師たちの成功譚だけだと物語的に単純で薄くなるところを、中年の都会人ダニーの変化と恋愛を盛り込むことで映画的な面白さが出た。
原題の「FISHERMAN'S FRIENDS」というのは歌う漁師たちのグループ名でもあるけれど、直訳すると「漁師の友だち」。
つまり、他所者だったダニーが彼らの友人になることも示しているわけで、上手いタイトル。

美しい風景に、シンプルでパワフルな漁師たちの歌。
心地よい気分になれる映画でした。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 55本
 外国映画45本(うちDVDなど15本)←カウントアップ
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 65本
 外国映画41本(うち劇場鑑賞 4本)
 日本映画24本(うち劇場鑑賞 2本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2020年08月17日 16:22
この作品、あまり期待していなかったのですが、私も面白く観ました。薄っぺらい都会人のダニーが芯の通った人間になっていくのと、漁師たちとの交流、恋愛もからんでの多重構造がよかった原因でしょうね。掘り出しものでした。
りゃんひさ
2020年08月17日 23:37
>ぷ~太郎さん

わたしも観る前はあまり期待していませんでした・・・拾い物でした。
2020年08月19日 23:23
これ、地味ながらすっごく感動的で、心温まる作品で良かったな~。
りゃんひさ
2020年08月20日 00:05
>トリトンさん

これは拾い物な映画でしたね。