『リトル・ジョー』:面白そうな題材だけれど、まだるっこしすぎて・・・ @DVD

リトルジョー.jpg

昨年7月公開の『リトル・ジョー』、DVDで鑑賞しました。
製作はオーストリア・イギリス・ドイツの合作。
欧州では合作が主流のようですね。
さて、映画。

花の品種改良を行っているバイオ企業で主任研究員として働くシングルマザーのアリス(エミリー・ビーチャム)。
いま開発を進めているのは、幸福感をもたらす香りを発する深紅の花。
開発成功間近の一株を自宅に持ち帰り、「リトル・ジョー」と名付けて、一人息子のジョーにプレゼントするが、ジョーはそれ以来、アリスに反発心を抱くようになってしまった。
思春期の少年の特有の行動と割り切れないアリスは、リトル・ジョーに不信感を募らせていく・・・

といったところから始まる物語で、奇妙な味のあるサスペンス映画。

人食い植物が歌って暴れまわる『リトルショップ・オブ・ホラーズ』や、樹木たちが人類に敵意をむき出したかのような行動をとるM・ナイト・シャマラン監督作『ハプニング』などの、花をモンスターに見立てた映画はあるにはあるが、数は少ない。
そういう意味で珍しい部類に入り、興味深い描写もあるにはあるが、いかんせん、まだるっこしい。

ジェシカ・ハウスナー監督は『ルルドの泉で』を撮ったひとで、あの映画もかなりまだるっこしかったが、題材が題材だけに許容範囲。
対してこちらは、娯楽映画を目指すべき題材をアート寄りに演出しているので、眠くなってきます。
雅楽のような(というか、たぶん、雅楽そのものの)音楽もヘンに気取っているとしか受け取れませんでした。

アリスの助手役にベン・ウィショー
「リトル・ジョー」に影響を受ける以前からエキセントリック気味。

彼の妻役は『インティマシー/親密』のケリー・フォックス
気づかなかったわぁ。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品: 1本
 外国映画 1本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 0本(うちDVDなど 0本)

旧作:2021年以前の作品: 7本
 外国映画 4本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画 3本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2021年01月17日 00:56
人を幸せにする香りを持つ花。その幸せとは、無意識に、または隠していた想いや希望を顕在化させることによって生まれる。主人公は息子からの解放、息子は母親と別れて父親と暮らすこと、助手は主人公への愛の告白等々。そうやって抱えていた気持ちを実現させて人は幸せになるようでいて、実は花が自身の生存のために人を利用しているように、見せかけだけの幸せだったら?それは怖いよねというホラー作品なのでしょうかね。
りゃんひさ
2021年01月17日 11:18
>ぷ~太郎さん

花が与える幸せが見せかけの幸せ・・・ならSF的発想ですね。それも面白そうですが、過去作品にもありそうな気もします。
2021年01月17日 21:22
全編に渡って雅楽によるBGMでしたが、奇妙で違和感ありましたね。
今作も、ヘンテコな作品ではありましたが。(笑)
りゃんひさ
2021年01月17日 22:57
>トリトンさん

雅楽=奇妙、ってイメージですかね、あちらでは・・・