『ディーラーズ』:水増し的展開もあるけれど、そこそこ愉しめる出来 @DVD

ディーラーズ.jpg

さらに続く旧作DVD鑑賞月間。今回鑑賞したのは『ディーラーズ』、1989年製作のイギリス映画です。
廉価版を新古購入していたものです。
廉価版で販売される作品の多くは、レンタルショップには置かれないものが多いので、少しマニア心が湧いてくるのです。
さて、映画。

英国ザ・シティにある、とある銀行。
ドル建て為替取引部門で一億ドルの欠損を出したディーラーが自殺するという事件が起こる。
同部門は銀行でも花形。
担当役員は、他所から女性トップディーラーのアンナ(レベッカ・デモーネイ)を引き抜いて来る。
部門の若きリーダー、ダニエル(ポール・マッギャン)には大いに不満。
そして、ある日、懇意にしていた直属上司ロビー(デリック・オコナー)が馘首され、部門のトップにアンナが据えられることになる・・・

といったところからはじまる物語で、一億ドルの欠損をどのようにして穴埋めしていくのか、が物語の基軸。

まぁ、基本的には、ギャンブルでいうところの「逆張り」みたいに、掛け金を倍額にし、世間の予想とは逆に貼っていくということになる。

物語的には単純だけれど、中盤まではテンポも良く、馘首された上司にディーラーの悲哀をにじませるので、そこそこ面白い。

ただし、途中、予想どおりにダニエルとアンナが昵懇になり・・・というあたりは水増し的で、ダニエルが逆張りする理由を、経済的論理でもって(世間的に見逃されている社会的な盲点を見つけ出すとか、で)描いた方がよかったと思います。
ほとんど、勘だもんね。

レベッカ・デモーネイは『ゆりかごを揺らす手』(1991)で脚光を浴びる前の出演で、もっとも艶のある時期ではないでしょうか。

評価は★★★(3つ)としておきます。
ディーラーズ・チラシ.jpg

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:11本
 外国映画 6本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2021年以前の作品:28本
 外国映画22本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 0本)
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