『1秒先の彼女』:のんびりファンタジーの台湾ラブコメ @ロードショウ

1秒先の彼女.jpg

『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』のチェン・ユーシュン監督最新作『1秒先の彼女』、ロードショウで鑑賞しました。
アジア圏の映画を鑑賞することは少ないのですが、その中では、台湾映画は観ることが多いです。
押しつけがましくなく、暑苦しくなく、ちょっとのんびり感も漂って・・・ということで選んでいます。
さて、映画。

台北の郵便局で働く30歳女子シャオチー(リー・ペイユー)。
子どもの頃から、何をするにもワンテンポ早く、誰ともテンポがあわない。
そのせいで、彼氏も出来ず、これまで冴えない人生を送っていた。
そんな彼女に、公園で知り合ったイケメンに誘われ、情人節(七夕のバレンタイン)にデートすることになった。
が、なんと、目覚めると情人節は終わっていた!
ワンテンポ早いわたしが??

といったところからはじまる物語。

とにかく前半が面白い。
シャオチー役のリー・ペイユー、スリムで手足が長く、これで美人だったらいうことなしだけれど、かなりのファニーフェイス。
せっかち以上のキビキビした動作で、動きが面白い(動きが素早く面白いことはコメディでは重要な要素)。

そんな彼女にも幼い頃に哀しい出来事があった。
少しテンポの遅い父親が「豆花を買ってくる」といったまま行方不明になったのだった。

消えた自分の情人節の謎を追うシャオチーは、そのうち、毎日、郵便局にやってくるテンポの遅い青年グアタイ(リウ・グァンティン)が何かカギを握っているらしいことに行き当たり・・・

と、後半はグアタイの物語。

ひとつの物語を、前半部・後半部で別の側面から描き、謎解き風にみせる手法は映画で用いられる手法だけれど、後半部は一気にファンタジー編に突入。

情人節の朝、シャオチーを乗せたバスを運転しているグアタイの周囲で、奇妙な出来事が起こる。
そして、幼い頃にある出来事を通じて知り合ったグアタイは、シャオチーとファンタスティックな一日を過ごす・・・

この後半も悪くないのだけれど、ちょっと偏愛的な感じもしなくもなく、女性観客が観るとヘンな感じがするかもしれません。
ただし、台湾映画なので、のんびり感漂うので、それほどヘンな感じもしないのですが。

当然最後はハッピーエンド。

エンディングに流れるBeeGeesの「I Sarted a Joke」やリー・ペイユーが歌う「Lost and Found」がさらにいい気持ちにしてくれました。


評価は★★★★(4つ)としておきます。

BeeGeesの「I Sarted a Joke」→(https://www.youtube.com/watch?v=7BJoUFDZ4gs

リー・ペイユーが歌う「Lost and Found」→(https://www.youtube.com/watch?v=4mURiGCdmJc

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:24本
 外国映画12本(うちDVDなど 2本)←カウントアップ
 日本映画12本(うちDVDなど 3本)

旧作:2021年以前の作品:57本
 外国映画37本(うち劇場鑑賞 3本)
 日本映画20本(うち劇場鑑賞 4本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2021年07月08日 17:52
う~ん、悪くはないのだけれど、「ラブ・ゴーゴー」と比較すると何とも物足りない。話の設定は面白いのですが、いかんせん、主役の2人に魅力がない。別に美男美女である必要は少しもないのですが、何というかイマイチで・・・。特に主役の女優さん、同じ面白い顔でも、違う系統の顔を持ってきた方が良かったのではと思ってしまいます。
りゃんひさ
2021年07月08日 21:16
>ぷ~太郎さん

ふーむ、そんなもんですかねぇ。
2021年07月21日 17:45
こんにちは。
本作、なかなか良かったです。
ファンタジー要素は強いけれど、フツーの女子が心の中に持つ思いや願いが形になったような感じでした。
偏愛的でもそれもまた良いではないですか!ヘンな感じはしませんでしたよ。
りゃんひさ
2021年07月21日 23:42
>ここなつさん

ご覧になりましたか!
>フツーの女子が心の中に持つ思いや願いが形になったような感じ
なるほど、そのとおりですね。