『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』:終活からは離れているけれど、拾い物の一編 @DVD

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ことし5月に公開された『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』、DVDで鑑賞しました。
シュウカツといえば、就活か、終活か。
人それぞれに時期があるものです。
さて、映画。

葬儀社へ転職した青年・菅野(水野勝)。
葬儀だけでは厳しいようで、生前から、あの手この手と老境の人々とのパイプをつくっていくことが重要、と先輩の桃井(松下由樹)から教えられる。
そんなある日、ひょんなことで知り合った亜矢(剛力彩芽)を介して、亜矢の母・千賀子(高畑淳子)を終活フェアに誘うことに。
生きている時から葬式の話なんてとんでもない、と激怒する亜矢の父・真一(橋爪功)だったが・・・

といったところからはじまる物語で、実際の葬儀社が全面協力をしての映画。

なので、このあとの展開は「生前葬」・・・という話にでもなるのかしらん、それとも、主人公の誰かが突然死んじゃうのかしらん、と予想をつけるのだけれど、ハズレ。

終活は、これまで生きてきたことを振り返るいい機会、ということで、それまで夫婦喧嘩が絶えなかった真一と千賀子夫妻が記念の金婚式を挙げる、と相成る。

大した話ではないけれども、作劇が上手く、あれよあれよと見せてくれます。

作劇の上手さは、真一・千賀子の老夫婦から少し焦点をずらして、青年・菅野の成長物語に仕立てたこと。
橋爪功と高畑淳子が全面に押し出されると、さすがにクドクて、観てられなかったんじゃないかしらん。

そのほか気づいたことを挙げると、たぶん、映画当初のタイトルは「熟春」だったんじゃないかなぁ。
『晩春』『早春』など、小津安二郎映画のホームドラマを意識してのタイトル。
ま、それでは、どんな映画かがわからないので、「お終活」「人生、百年時代の過ごし方」をくっつけて、わかりやすくしたと思います。
(金婚式=終活、とはならないものね)

ということで、拾い物のホームドラマでした。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:61本
 外国映画36本(うちDVDなど16本)
 日本映画25本(うちDVDなど10本)←カウントアップ

旧作:2021年以前の作品:84本
 外国映画59本(うち劇場鑑賞 4本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
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