『ほんとうのピノッキオ』:イタリア喜劇の伝統手法が好きか嫌いかで評価が分かれる @ロードショウ

ほんとうのピノッキオ.jpg

これで何度目かになる『ピノキオ』の映画化『ほんとうのピノッキオ』、ロードショウで鑑賞しました。
監督は『五日物語 3つの王国と3人の女』『ドッグマン』のマッテオ・ガローネ
鑑賞してから時間をおいてのレビューです。
さて、映画。

イタリアの田舎町。
木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)は日々の食べ物にも困るぐらいの貧しい毎日。
食堂でいろいろな家具に難癖をつけて食事を恵んでもらうような有様。
そんなある日、町に移動人形芝居がやってきた。
どんな人形を使っているのかと覗いたところ、「儂の方が素晴らしい人形を作れる。作って世界中を旅して金を稼ごう」と。
親方のところからもらい受けた丸太から人形を彫り出すと、丸太自体に生命が宿っていたようで、人形は突然しゃべりだし、動き始めた。
ジェペットは人形をピノッキオと名付け、我が子ができたと喜ぶのだが・・・

というところからはじまる物語は、原作に忠実に映画化されています。

ただし、映画化の手法には、伝統的なイタリア喜劇コンメディア・デッラルテの手法が用いられており、その演劇的手法が好きか嫌いかで評価はわかれるでしょう。

演劇的なので、登場人物のうちピノッキオをはじめ、人間でないキャラクターも人間がメイクアップをして演じており、そこが何というか・・・大人の学芸会みたいで、ちょっと肌に合わなかったです。

猫とか狐とかはいいのですが、ピノッキオや人形芝居の人形などは、やはり動きが人間的すぎて・・・どことなく受け付けない。
人面魚マグロも、ちょっとね。

生理的に受け付けないというよりも、端(ハナ)からピノッキオが人間のように見えてしまうのは、映画としては大きな瑕瑾ではないかと思うのですが。

マーティン・ランドーがゼペット爺さんを演じた1996年製作の『ピノキオ』がいちばん違和感がないかなぁ。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:69本
 外国映画42本(うちDVDなど17本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど10本)

旧作:2021年以前の作品:97本
 外国映画70本(うち劇場鑑賞 4本)
 日本映画27本(うち劇場鑑賞 6本)
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