『たちあがる女』:ちょっとやりすぎ感もある女性の映画 @DVD・レンタル

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今春公開のアイスランド映画『たちあがる女』、DVDで鑑賞しました。
監督は『馬々と人間たち』のベネディクト・エルリングソン
さて、映画。

アイスランドの田舎町。
合唱団の講師をする、40代後半の女性ハットラ(ハルドラ・ゲイルハルズドッティル)。
自然豊かな地だが、近くにはアルミニウム製造工場があり、そこでは送電線が切られ、操業停止に追い込まれるという事態がしばしば発生していた。
その送電線切断事件は、自然をこよなく愛するハットラの手によるものだったが、世間では、組織的環境テロと目され、目撃情報から主犯は「山女」と呼ばれていた・・・

といったところからはじまる物語で・・・というか、ま、ほぼこれが全部。
ここへ、ハットラが他国の戦災孤児を養女にする話が絡まり、ヨガを教える双子の姉が絡まり・・・となって、事態は複雑化するのではあるが。

『馬々と人間たち』の監督なので期待したが、アイスランドの土地や風景などの魅力はたくさんあるけれども、ちょっと政治色が強いかなぁといった印象。

特に、環境保全といえども暴力に訴えるのは、やはり「環境テロ」と言わざるを得ず、共感できない。
また、物語の決着も、自然保護からハットラ個人の母性に寄ってしまい、腰砕けの感がある。

劇伴の音楽が、目に見える形で登場する演出はかなり面白いが、あれっ? これって『昼下がりの情事』か何かでも観たような・・・オマージュかしらん?って思ったけれど、さて・・・

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:102本
 外国映画76本(うちDVDなど17本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど 9本)

旧作:2019年以前の作品:79本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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