『ウィッカーマン final cut』:『ミッドサマー』を観たなら、これも観なきゃ! @名画座2本立て

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1973年に製作された映画に未公開カットを追加・編集して完成した『ウィッカーマン final cut』、名画座2本立てで鑑賞しました。
昨年、初期コロナショック時にスマッシュヒットした『ミッドサマー』を観たなら、これも観なきゃ!ってことでの鑑賞です。
さて、映画。

イングランド本土の警察あてにスコットランドの離島サマーアイル島から、行方不明の少女を探してほしい旨の手紙が届く。
本土から乗り込んだハウイー巡査部長(エドワード・ウッドワード)は件の少女の写真を見せながら調査を進めるが、島民のいずれも、そんな少女は知らないの一点張り。
その上、サマーアイル島は領主(クリストファー・リー)による私有島で、文化も本土とまるきっり異なり、自由に男女の交合がなされている。
敬虔なクリスチャンであるハウイー巡査部長は、その島の文化に馴染めず、調査も行き詰まってしまう・・・

といったところから始まる物語で、キリスト教文化だけが文化じゃない、といういわゆる、観る者の常識に問いかける映画。

最終的には、被害者は探偵!という驚天動地のようなオチになるのだけれど、自己犠牲やなにやらとか、科学的には云々、という常識を、「それって口だけだよね? ははン?」って鼻であざ笑うようなところに着地する。

原題は「Anthony Shaffer's THE WICKER MAN」で、脚本家アンソニー・シェイファーの名前が冠されている。
『フレンジー』『探偵<スルース>』『ナイル殺人事件』『ジャック・サマースビー』などのひとなので、狙いは変格ミステリーだと思うのだけれど、もともとは舞台の戯曲も書くひとだから、もしかしたら、ミュージカルとして書いたのかもしれません。
とにかく、スコットランド民謡風のおおらかな楽曲に彩られており、ラストシーンなどは、一緒に踊りだしたくなるぐらいなのだから。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:21本
 外国映画11本(うちDVDなど 2本)
 日本映画10本(うちDVDなど 2本)

旧作:2021年以前の作品:50本
 外国映画36本(うち劇場鑑賞 3本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 4本)
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