『アガサと深夜の殺人者』:第二次大戦中、クリスティに起こった事態にインスパイアされて @BS12

アガサと深夜の殺人者.jpg

2020年製作のイギリス製テレビドラマ『アガサと深夜の殺人者』、BS12の放送で鑑賞しました。
金曜日の夕方、テレビ番組表で偶然みつけたものです。
後ほど記しますが、単発ドラマの第3弾のようです。

第二次世界大戦が激化した1940年の英国ロンドン。
破産寸前に追い込まれたアガサ・クリスティ(ヘレン・バクセンデイル)は、自身の作品のファンである中国人実業家フランキー・レイに、「ポワロ」の新作原稿を買ってもらって、生計を立て直そうとしていた。
約束のホテルには、十数年前の事件で知り合ったトラヴィスを用心棒として雇って、同行してもらっていた。
ラウンジで取引を行おうとしたその時、空襲警報が鳴り響き、アガサをはじめ、その場にいた12人全員は頑丈な地下室に避難することになった。
しかし、ふとした隙にカバンに入った原稿は紛失、その上、殺人事件まで発生してしまう・・・

といったところからはじまる物語で、推理小説の女王アガサ・クリスティの身に起こった事件からインスパイアされたドラマで、これが第3弾らしい。

1作目が『アガサと殺人の真相』(2018)、これは映画『アガサ 愛の失踪事件』として映画化された失踪事件をもとにしたもののようで、第2作はイラクの遺跡発掘現場でのミステリー『アガサとイシュタルの呪い』(2019)。
それぞれ年代が異なるので、アガサ・クリスティを演じる女優さんも異なっています。

アガサ・クリスティは1890年生まれなので、1940年といえば50歳。
うわっ、この映画の頃には結構なお歳ですが、演じる女優ヘレン・バクセンデイルはそれほどの歳には見えません。
調べてみると、デイヴィッド・スーシェがポワロを演じる『カーテン~ポワロ最後の事件~』や、ジュリア・マッケンジーがミス・マープルを演じる『ミス・マープル ポケットにライ麦を』にも出演しているようで、クリスティものには縁があります。

で、ドラマ本編の方ですが、クリスティ得意の密室もの!といいたいところですが、舞台となる場所が狭すぎて、かえってミステリー要素に乏しく、その上、ローキイで撮った画面も暗くて見づらく、かつ、登場人物たちのミスリードも皆無に近い。

ということで、出だしこそよかったものの事件が起こってからが尻つぼみ。

拾い物、とまではいかなかったです。

評価は★★(2つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:42本
 外国映画24本(うちDVDなど10本)
 日本映画16本(うちDVDなど 6本)

旧作:2021年以前の作品:74本
 外国映画49本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
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