『ルイーサ』:『未来世紀ブラジル』を思い出しました @ロードショウ・ミニシアター

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これは珍しいアルゼンチン映画。
30数年前に、夫と5歳の娘をなんらかの理由(たぶん事故だと想像しますが)で失くした『ルイーサ』。
以来、「やすらぎ霊園」の管理人として、また、有名女優クリスタル・ゴンサレス家の掃除洗濯人として、お堅く過ごしてきました。
友だちは猫一匹。
それが、突然、霊園の経営転換でクビになるわ、女優は引退して田舎に引っ込むというので仕事はなくなるわ、で手元に残ったお金はほぼゼロ。
その上、唯一の親友のネコちゃんも死んじゃって、どーしていいのか呆然自失。
「ドン底から、はいあがる」ために取った手段というのが・・・(それは秘密)。

ど根性もののような泥くさい映画かと思っていましたが、かなり不条理でシュールな映像のつなぎで、あっという間に引き込まれてしまいました。

広角レンズで取ったブエノスアイレスの町並みは奇妙に歪んでいるし、仏頂面のルイーサが魘(うな)される悪夢は短いカットの連続で、正に悪夢。
飛び起きるルイーサのスゴイ顔のアップなんて、ひとことではいえない。

30年間バス通勤で、乗ったことのない地下鉄なんて、通路に浮浪者が数珠繋ぎで、なんだかよく判らない物売りは屯(たむろ)しているし・・・
ラッシュだったり、閑散としていたりで、???? と疑問符満載。

ここいらあたりの中盤までの描写は『未来世紀ブラジル』を思い出しました。

後半は、「ドン底から、はいあがる」ために取った手段の奮闘記。
で、この奮闘を通じて、ひととひととのつながりをルイーサが取り戻していき、少しホロっとさせられます。

評価はオマケもこめて★4つとしておきます。

↓公式HPはコチラから↓
http://www.action-inc.co.jp/luisa/index.html

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2010年映画鑑賞記録

 新作:2010年度作品
  外国映画40本(うちDVD、Webなどスクリーン以外10本)←カウントアップ
  日本映画18本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 4本)

 旧作:2010年以前の作品
  外国映画81本(うちDVD、Webなどスクリーン以外80本)
  日本映画22本(うちDVD、Webなどスクリーン以外20本)
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