テーマ:50年代

『地上より永遠に』:犬死の男たち、男に縛り付けられた女たち @DVD

フレッド・ジンネマン監督の1953年作品『地上より永遠に』、買い置き中古DVDで鑑賞しました。 製作から60年近くも経っているんですね。 1980年ぐらいに名画座で1度、テレビの吹き替え版で1度、鑑賞しています。 なので、40年ぶりぐらいの再鑑賞です。 さて、映画。 1941年夏、米国ハワイ・ホノルルのスコーフィールド…
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『アフリカの女王』:当時は「人気俳優の冒険コメディ」という位置づけだったんでしょう @DVD

先ごろ『勝利の朝』を観たので、ほかにキャサリン・ヘップバーン主演で観れそうな作品はないかしらんと思ってレンタルショップを睥睨してみましたが、意外と旧作のラインナップは貧弱。 みつけたのは、この『アフリカの女王』。 むかし、テレビで何度か放映されていたように記憶しているのですが、観ていませんでした。 ならば、ということで、チョイ…
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『砂漠の鬼将軍』:テンポはいいが、底が浅い敵将賛美譚 @DVD

DVD鑑賞月間、次なる鑑賞は『砂漠の鬼将軍』、1951年製作のアメリカ映画。 「砂漠の狐(THE DESERT FOX)」と異名をとった独軍アフリカ方面司令官ロンメル元帥の物語。 さて、映画。 第二次世界大戦、独軍アフリカ方面司令官ロンメル元帥(ジェームズ・メイソン)は、戦況不利となっても「勝利か死か」との強硬策をとり続け…
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『地獄の戦場』:前半の主要人物の過去エピソードがまだるっこしいね @DVD

DVD鑑賞月間、次なる鑑賞は『地獄の戦場』、1950年製作のアメリカ映画。 日本公開は、製作から遅れること15年の1965年。 というのも、敵役が日本軍だからでしょうね。 なお、この映画は、買い置きDVDでの鑑賞。セット物で、お目当ては別の作品でした。 さて、映画。 太平洋戦争最盛期、ガダルカナル島での攻防後の南太平洋…
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『第十七捕虜収容所』:コメディ→サスペンスへの転換、上手し @DVD

ビリー・ワイルダー監督の1953年作品『第十七捕虜収容所』、買い置きDVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 第二次大戦中のドイツ第十七捕虜収容所。 米空軍兵ばかりが集められた第4バラックでは今宵、二人が脱走する手はずだった。 皮肉屋で要領のいいセフトン(ウィリアム・ホールデン)は、ほかの皆が「脱走成功」に賭け…
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『第七機動部隊』:特撮ではない生の戦闘・記録映像が見どころ @DVD

買い置きDVDの鑑賞です。今回は1952年製作の戦争映画『第七機動部隊』です。 ビリー・ワイルダー監督の『第十七捕虜収容所』目当てで中古購入したセットものの1枚。 以前鑑賞した『三人の狙撃者』もその中の1枚でした。 さて、映画。 太平洋戦争真っただ中の空母プリンストン。 現在は任務から離れ、太平洋上で訓練を行っていると…
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『姿なき訪問者』:異星人だからといって侵略者とは限らない、という50年代SF @DVD

すき間時間に買い置きDVDを鑑賞。タイトルは『姿なき訪問者』、1953年製作の日本劇場未公開作品です。 中古品を安価で見つけて購入しておいたものです。 さて、映画。 アラスカから米国西海岸に向けて未確認飛行物体が飛来。 米軍が捕捉するも、西海岸上空で失探、墜落したものと思われる。 折しも、失探地からほど近い田舎町で殺人…
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『三人の狙撃者』 :シナトラの演技と事件解決のクライマックスが見どころ @DVD

1954年製作のアメリカ映画『三人の狙撃者』 、買い置きDVDで鑑賞しました。 最近の週刊文春で小林信彦が本作について少し述べていたので、タイミング的にはいい感じ。 さて、映画。 米国の田舎町サドンリー。「突然」を意味する名前だが、由来は不明。 町を走る鉄道駅舎に緊急の打電があった。 本日、午後五時、大統領が特別列車で…
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『追いつめられて…』:サスペンス版『シベールの日曜日』ともいえるかも @DVD

買い置き廉価版DVD鑑賞の続きです。 作品は『追いつめられて…』、1959年英国製作作品。 監督はJ・リー・トンプソン 。 2年後の1961年に『ナバロンの要塞』、1969年に『マッケンナの黄金』とアクション大作を撮っていますが、これぐらいの規模の映画の方が似合ってそうです。 さて、映画。 長い航海から英国タイガーベイ…
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『ダイヤモンド作戦』(1959年):地味な作戦を彩るストリートオルガンの響き @DVD

買い置き廉価版DVDの鑑賞です。 作品は『ダイヤモンド作戦』、1959年英国製作作品。 監督はマイケル・マッカーシー。 ジョン・エルドリッジと共同で脚本も担当していますが、日本公開作品はこれ1本のようです。 さて、映画。 ナチスドイツの西ヨーロッパ侵攻がめざましい1940年。 オランダの首都アムステルダムも陥落寸前。…
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『灰とダイヤモンド』: 奥深い物語と鮮烈な映像表現の傑作 @午前十時の映画祭

TOHOシネマズで毎年実施の午前十時の映画祭。 ラインナップに『灰とダイヤモンド』があったので、出かけて鑑賞しました。 監督はポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ。 『世代』『地下水道』に続く「抵抗三部作」と呼ばれる三本の3本目。 まだ、高校生だった80年代はじめに、他の2本と併せての連続上映で観ているので、35年ぶりの再鑑賞…
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オペラ映画『ドン・ジョヴァンニ』:1954年ザルツブルグ音楽祭での舞台の記録 @ホール上映

招待券が当選したので、珍しく、オペラ映画を鑑賞しました。 作品は『ドン・ジョヴァンニ』。 1954年のザルツブルグ音楽祭で上演された舞台を記録したものです。 まずは、データから。 モーツァルト作曲、フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。 舞台の演出はヘルベルト・グラーフ、映像記録の監督…
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『真昼の決闘』:ほろ苦い味のする西部劇の原点 @DVD

自宅でのDVD鑑賞の続き。 前回記した『ウィル・ペニー』に続いて、西部劇をもう1本。 映画はゲイリー・クーパー主演、フレッド・ジンネマン監督の1952年作品『真昼の決闘』。 言わずと知れた名作西部劇。 1980年代の初めにテレビでノーカット・字幕スーパー版を観て以来なので、30数年ぶりの再鑑賞。 さて、映画。 西部の…
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『金星ロケット発進す』:反核反戦の主題が色濃い @フィルムセンター

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「DEFA70周年 知られざる東ドイツ映画」。 その中から、1959年製作のSF映画『金星ロケット発進す』をチョイスして鑑賞しました。 原作はスタニスワフ・レムの『金星応答なし』。 レムといえばSF映画の金字塔『惑星ソラリス』。 この映画もタイトルだけは知っていたが観たことがなく、…
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『七人の侍』【4Kデジタル】:黒澤明、ヒューマニズムの負け戦 @シネコン

『生きる』の続いて「午前十時の映画祭」での鑑賞は『七人の侍』。 20年ほど前にニュープリントの全長版(207分)のを2度ほど鑑賞しているが、それ以来か。 前回はセリフの大半が聞き取れなかったが、今回はよくわかる。 画面の陰影もくっきりしており、今後はこの4Kデジタル版が決定版となるだろう。 さて、映画。 戦国の世、収穫…
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『生きる』4Kデジタル:五分の魂すらみせられない一寸の虫たち @シネコン

いわずとしれた黒澤明監督『生きる』、午前10時の映画祭で鑑賞しました。 黒澤明作品は大学生の頃にほとんど観た(『夢』だけ観ていない)のだが、そのとき以来の再鑑賞。 もう30年ぐらいになるかしらん。 当時もニュープリントだったけれど、とにかく音声が聞き取れない。 志村喬も、いわんや左卜全をやであった。 なので、画面のシャープ…
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『見知らぬ乗客』:眼鏡に映る殺人、微動だにしない観客、暴走回転木馬のほかに・・・ @DVD

1951年製作のヒッチコック映画『見知らぬ乗客』、以前購入していたDVDで鑑賞しました。 先日DVDで観た1996年製作のフランス映画『アパートメント』に、この映画へのオマージュシーンがあるということだったのですが、思い出せなくてのリベンジ鑑賞です(我ながら、しつこい)。 さて、映画。 アマチュアテニス選手のガイ(ファーリ…
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『地球の静止する日』:素直に反戦・反核と受け取れないぐらいの世の中になったのか @DVD

ロバート・ワイズ監督の1951年製作『地球の静止する日』、DVDで鑑賞しました。 以前、中古で購入していたのだけれど、積読状態になっていたものです。 なお、2008年にキアヌ・リーヴス主演でリメイクされた際の日本タイトルは『地球が静止する日』。 「の」が「が」に変更されていますね。 さて、映画。 突如、米国ワシントン上…
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『尼僧物語』:信仰という名の束縛か、自身が信じる善か @DVD

以前、DVD3枚キャンペーンで購入していた『尼僧物語』を鑑賞しました。 フレッド・ジンネマン監督、オードリー・ヘップバーン主演の1959年作品です。 さて、映画。 第二次世界大戦前のベルギー。 外科医の娘ガブリエラ(オードリー・ヘップバーン)は、コンゴでの医療活動がしたくて尼僧を志す。 当時、海外での医療活動(ボランテ…
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『たそがれの女心』:流麗華麗豪華絢爛なカメラワークの恋愛喜悲劇 @フランス映画祭

6月下旬に開催されていたフランス映画祭でクラシック映画を鑑賞しました。 映画は、1953年製作、マックス・オフュルス監督の『たそがれの女心』。 製作から60年以上も経た作品ですね。 まぁ、中学生の頃はNHK教育テレビの「世界名作劇場」で『自由を我等に』や『望郷』などをよく観たものです。 それらの戦前作品に比べると、まだ新しい…
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フランソワ・トリュフォー監督短編映画『あこがれ』:子どもは判っちゃいない @DVD・レンタル

『大人は判ってくれない』に同時収録されていたフランソワ・トリュフォー監督の短編映画『あこがれ』。 これも以前に劇場で観ているのでが、改めて再鑑賞。 いやぁ、これはやっぱりいいですねぇ、よくわかるし、映画技法もかなり駆使していますなぁ、と。 さて、映画。 南フランスの田舎町、悪ガキ5人組は年上の女性ベルナデッドに憧れている…
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『大人は判ってくれない』:判ってくれない・・・なんて、共感できないなぁ @DVD・レンタル

開催中のフランソワ・トリュフォー映画祭、この後、見逃している作品を何本か観る予定なんだけれども、彼の長編デビュー作である『大人は判ってくれない』は以前(といっても20年ほど前になるか)劇場で観ているので、今回はDVDで再鑑賞することにしました。 前回観たときは、意外とつまらなかったので、今回はどうかしらん。 さて、映画。 …
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『静かなる男』:大らかなアイルランド魂と広大な風景 @リバイバル・単館系

ジョン・フォード監督生誕120年記念として『駅馬車』とともにリバイバルされている『静かなる男』。 『駅馬車』は中学生の頃にNHK教育テレビの「世界名作劇場」で観たが、この作品は観ていなかったはず・・・と、いうことでサービスデイに鑑賞しました。 ありゃ、この終盤の殴り合い・・・あっ、観てた、この映画! ですが、すっかり忘れていた…
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『シンドバッド7回目の航海』:レイ・ハリーハウゼンの特撮を愉しむ @DVD・廉価購入

製作チャールズ・H・シニア、特撮レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドものの第1作『シンドバッド7回目の航海』をDVDで鑑賞しました。 おぉ、製作は1958年。 いまから50年も前の作品だぁ。 しかしながら、登場する一つ目巨人サイクロプスをはじめ、双頭鷲、半蛇女、骸骨剣士、火を噴く巨竜など、驚くほどの出来栄え。 とはいえ…
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『野いちご』:生に大らかな希望を持ったベルイマン映画 @特集上映・単館系

2014年にはいって突然ベルイマンに目覚めたりゃんひさ。 今回は、2週間の期間限定で特集上映している渋谷の劇場まで足を運びました。 だって、渋谷のレンタル店ではVHS(!)が常に貸出中の状態なんですから。 というわけで、観たのは1957年製作の『野いちご』。 今回が初見です。 19世紀後半に生まれた医師イサク、御年70…
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『ゴジラ』:荒ぶる神、ひとの過ちの象徴、諦念すら感じるラスト @DVD・購入

ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の公開前に以前購入していた昭和29年のオリジナル『ゴジラ』をDVDで鑑賞しました。 東宝創立何周年かの特集上映で『モスラ』『ラドン』と3本立てで鑑賞して以来です。 観なおしてみて・・・ さすが、よく出来ている。 ゴジラの出自を、民間伝承と水爆実験の両方に設定しているあたりが、いいで…
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『吸血鬼ドラキュラ』:英国ハマーのドラキュラシリーズ第1弾 @DVD・中古購入

英国ハマー・プロの1958年製作『吸血鬼ドラキュラ』をDVDで鑑賞しました。 言わずと知れたドラキュラ=クリストファー・リーを決定づけた作品であります。 過去、テレビ放映で何度か観ているのですが、オリジナル英語発声、ノーカットで観たのは今回が初めて。 さて、映画。 19世紀、青年ジョナサン・ハーカーは司書としてドラキュラ…
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『カビリアの夜』:少しフェリーニのことが判ったような気がした @DVD・レンタル

『道』『崖』とフェデリコ・フェリーニ監督作品を観て、今回は1957年製作の『カビリアの夜』です。 先の2本とあわせて、「魂の救済」三部作と呼ばれているようです。 さて、映画。 ローマ郊外の貧しい石造りの家に暮らすカビリア(ジュリエッタ・マシーナ)は娼婦。 夜な夜な仲間とともに街道のコロシアム遺跡の前に立っている。 ある…
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フェデリコ・フェリーニ監督『崖』:人間というものを信じていないのかも @DVD・レンタル

フェデリコ・フェリーニ監督が『道』の次に撮った『崖』、これも近所のショップにあったのでDVDで鑑賞しました。 原題は「IL BIDONE」、詐欺師という意味のイタリアの俗語。 邦題よりはこちらのほうが相応しいでしょう。 さて、映画。 アウグスト、ホペルト、ピカソの三人は、組んで、男爵とよばれる黒幕のもと、詐欺師稼業を…
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『さすらい』:愛にさすらう男の魂の映画 @DVD・レンタル

フェデリコ・フェリーニ監督の『道』につづいて鑑賞したのは、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。 イタリア映画界の三大巨匠といえば、ヴィスコンティ、フェリーニとアントニオーニか。 いや、ヴィットリオ・デ・シーカも、ロベルト・ロッセリーニも、ピエトロ・ジェルミも、セルジオ・レオーネもいるかぁ。 ダリオ・アルジェントは・・・…
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