テーマ:中近東の映画

『ナバット』:寓意も詩情も溢れるアゼルバイジャンの映画 @東京国際映画祭アンコール上映

昨年2014年の東京国際映画祭で好評だった作品のアンコール上映会。 先にレビュー記載の『メルボルン』とともに観たのが、この作品『ナバット』。 アゼルバイジャンの映画です。 そもそもアゼルバイジャンって、どこかしらん? 名前は聞いたことがあるけど、よく知らない。 調べてみると、イランの北に隣接、ロシアの南に隣接、トルコの東側…
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『メルボルン』:第二のアスガー・ファルハディに納得 @東京国際映画祭アンコール上映

昨年2014年の東京国際映画祭で好評だった作品のアンコール上映会があったので、見逃した作品を2本、鑑賞しました。 1本は『メルボルン』、イラン映画です。 その内容から「第二のアスガー・ファルハディ」ともいわれた作品です。 さて、映画。 人生の飛躍となるであろう、数年間に及ぶ予定の海外留学行きの当日。 若いカップルが希望…
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『砂塵にさまよう』『美しい都市(まち)』:アスガー・ファルハディ監督初期作品 @フィルムセンター

イランのアスガー・ファルハディ監督の初期作品3本がフィルムセンターで上映されるということなので、都合の良い時間帯に上映された2本鑑賞しました。 ファルハディ監督作品はこれまで『彼女が消えた浜辺』『別離』『ある過去の行方』の3本を鑑賞しており、興味深い題材だけれど、ちょっと合わないかなと感じていました。 この、合わないかなぁ、という思…
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『別離』: 見応え充分だが、憂鬱な気分になった @ロードショウ・シネコン

『彼女が消えた浜辺』のアスガー・ファルハディ監督が、二組の夫婦の間でに起こる事件を通して、ひとそれぞれの心理の複雑さとイラン社会の問題を描いた力作です。 初中年の夫婦、夫は銀行に勤め、娘は中学校に通っている。 一家には、初期の認知症を患った夫の父がいる。 妻は娘の将来を思い、外国での暮らしを希望しているが、夫は父親を見…
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『卵』『ミルク』『蜂蜜』:このゆったり演出は、ちょっと苦手 @名画座

トルコのセミフ・カプランオール監督のユスフ三部作を名画座キネカで鑑賞しました。 トルコ映画といえば『路』『群れ』『敵』のギュネイ監督作品を思い出します。 さて、このユスフ三部作、主人公の名がユスフなので、てっきり同一人物の壮年、青年、少年の各時代のハナシかと思っていました。 が、違うようす。 共通するのは、三人が三人…
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『ハーフェズ ペルシャの詩』:イラン発恋愛映画 @レンタルDVD

アボルファズル・ジャリリ監督の『ハーフェズ ペルシャの詩』。 近所のレンタルショップではいつの間にか姿を消していて、残念。 通勤途中のショップで見つけてレンタルしました。 ジャリリ監督作品は結構見ているのですが、恋愛映画とは知らなかった・・・ ですが、この作品、とっても好きです。 コーランの暗誦者、それがハーフ…
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『彼女が消えた浜辺』:彼女について知らない二、三の事柄 @ロードショウ・ミニシアター

久しぶりのイラン映画です。 イラン映画といえば、アッバス・キアロスタミ、モフセン・マフマルバフ、マジッド・マジディなどの監督の諸作からも判るとおり、静かで独特なリズムがあります。 ですが、この映画は、これまでのイラン映画の趣とは、かなり異なります。 3家族でのバカンス旅行。 離婚暦のある末弟のお相手にと、長兄の嫁が知…
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『シリアの花嫁』:国境なんて修正液で消してしまいたい的な家族の映画@レンタルDVD

2009年の2月に東京は岩波ホールで公開された映画です。 「岩波ホール」「女性映画」「民族問題」と三題噺ではありませんが、ちょっと二の足を踏む要素が個人的にはありまして、見逃していた次第。 今回レンタルされたDVDのジャケットをみれば、そんな憂鬱さなんて何処へやら。 イスラエルとシリアの国際情勢は重要な要素ですが、それより…
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『ハムーンとダーリャ』:神話的味わいのあるイランの少年と少女の物語@東京国際映画祭プレイベント上映会

昨年2008年度東京国際映画祭コンペティション部門に出品された映画です。 審査委員長だったアメリカ男優ジョン・ヴォイト(アンジェリーナ・ジョリーのお父さんですね)が大層気に入り、「機会があれば再度上映をして欲しい」と言い残したとのこと。 タイトルの『ハムーンとダーリャ』とは、イランの貧しい村で生活をしている少年と少女の名…
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『私のマーロンとブランド』:中東情勢に翻弄されるもう若くない恋心@東京国際映画祭プレイベント上映会

昨年2008年度東京国際映画祭・アジアの視点部門で賞を得た映画です。 『私のマーロンとブランド』というタイトルから、往年の名優で若き日強烈なセックスアピールを有したマーロン・ブランドを思い出すひとは、どれぐらいいるのでしょうか。 多分、若いひとたちには『私のブラッドとピット』とか『私のジョニーとデップ』といった方が判りやすい…
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『トルパン』:カザフの荒野は過酷@東京国際映画祭プレイベント上映会

カザフスタンを中心に5カ国合作の『トルパン』、昨年度2008年の東京国際映画祭のさくらグランプリ受賞作を特別上映で観ました。 タイトルの「トルパン」はカザフ民族の年頃の女性の名前。 『トゥヤーの結婚』のように娘が主役かと思いきや、さにあらず。 サハリンで海軍軍人の経験のある青年アサが主人公です。 まぁ、初めにビックリ…
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『キャラメル』:レバノン事情も窺える女性ドラマに好感@DVD

これは珍しいレバノン映画。 新作DVDをレンタルして日本語字幕で鑑賞したところ、往年の「NHK世界名作劇場」の思い出しました。 1999年度作品にナタリー・バイ、オドレイ・トトゥ主演で『エステサロン/ヴィーナス・ビューティ』というのがありましたが、そのレバノン版といったところ。 エステサロン(というか普通の美容室というか)…
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『迷子の警察音楽隊』:政治色を排して普遍的な感情を描く秀作:Myムービーに掲載

各国の賞を総なめのイスラエルとフランスの合作作品で、東京国際映画祭でさくらグランプリを受賞してまたひとつ勲章が増えた作品である。 物語は、文化交流のためにユダヤ人国家イスラエルに招かれたアラブ人国家エジプトのアレキサンドリア警察音楽隊が、ふとしたことか目的地を誤ってイスラエルの田舎町へ到着し・・・という話である。 続きは、以下に…
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