テーマ:青春映画

『共犯』:青春は、愚かだけれど純真、狡いけれど真っ当 @DVD・レンタル

2015年の観逃し作品の落穂拾い(DVDでの鑑賞)を実施中。その第1弾は台湾映画の『共犯』。 『九月に降る風』や『あの頃、君を追いかけた』など、10代の少年少女を描いた台湾映画は、日本映画の同種作品と違った瑞々しさがあって、お気に入りの作品が多いです。 さて、映画。 同じ高校に通う男子高校生が、ある朝、通学途中の路地で同じ…
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『の・ようなもの のようなもの』:自然な青春落語グラフィティ @ロードショウ・シネコン

森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の続編『の・ようなもの のようなもの』、ロードショウで鑑賞しました。 公開が待ち遠しかった作品です。 なぜなら・・・ エキストラで撮影に参加したから、へへへ。 撮影は2014年の夏。 このままお蔵入りするのではありますまいか、と結構危惧していたものでした。 さて、映画。 東…
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『の・ようなもの』:森田芳光的世界って面白いのかねぇ @DVD・レンタル

まもなく約30年ぶりの続編『の・ようなもの のようなもの』が公開されるということもあり、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』をDVDで鑑賞しました。 初公開は1981年。 公開当時には観ておらず、その後、『家族ゲーム』がヒットしたこともあって、大阪・毎日ホールでの「映像のロマン」シリーズで『家族ゲーム』と2本立てで観た記憶…
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『あの頃エッフェル塔の下で』:少々バランスを欠く我が青春の三つの思い出 @ロードショウ・単館系

『クリスマス・ストーリー』で注目したアルノー・デプレシャン監督の新作『あの頃エッフェル塔の下で』、ロードショウで鑑賞しました。 デプレシャン監督作品は他に『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』を観たきり。 というのも、代表作の『そして僕は恋をする』の3時間を含めて尺の長い作品が多いので、恐れをなしていたというのが正直なところ。…
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『青い体験』:ご冥福を、ラウラ・アントネッリ @GyaO

1960年代生まれの男性ならば、その名前だけで昂奮必至のラウラ・アントネッリ。 今年2015年6月に死去したが、あまり話題にならなかった。 かくいう、りゃんひさも知ったのは4か月ほどしてから。 『青い体験』は彼女の代表作の1本。 エロティック映画の代表がこの作品ならば、文芸映画の代表がヴィスコンティ監督『イノセント』だろう。…
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『映画 ビリギャル』:ビリギャル本人よりも周囲の描きかたがいいですね @DVD・レンタル

2015年初夏ロードショウされた『映画 ビリギャル』、DVDで鑑賞しました。 個人的には、「映画 ナントカ」っていうのはほとんどパス、その上、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』という実話だということで、なんだかテレビ番組の再現ドラマぽくってイヤだなと思っていたんですが、主演の有村架純は今年のJR…
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『風の歌を聴け』『ヒポクラテスたち』:大森一樹監督のモラトリアム三部作 @名画座

久々の新作『ベトナムの風に吹かれて』が公開された大森一樹監督。 その新作公開記念で近くの名画座で2本立て上映された『風の歌を聴け』『ヒポクラテスたち』は、商業映画デビュー作の『オレンジロード急行』と併せて、モラトリアム三部作と呼ぶのが相応しい。 『風の歌を聴け』は、村上春樹の同名小説の映画化。 村上作品ではもっともはや…
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『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』:明朗青春映画の枠をひとつ越えたホンモノ感 @DVD

コメディ得意(というかコメディしか興味がない?)の矢口史靖監督の『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』、DVDで鑑賞しました。 前作『ロボジー』は未見なので、2008年の『ハッピーフライト』以来ということになります。 さて、映画。 テキトーな高校生活を送った平野勇気(染谷将太)は大学受験に失敗。 浪人して大学を目指す…
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『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』:久々に熱い思いが伝わってくる映画 @ロードショウ・単館

『バンクーバーの朝日』に続いての野球秘話『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』、ロードショウ館で鑑賞しました。 NHKの夜9時のニュースでも取り上げてられているのにもかかわらず、ファーストロードショウも近づいて来ているので、少々焦りぎみで出かけた次第です。 さて、映画。 映画の内容のついては、さほど説明することもあり…
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『銀の匙 Silver Spoon』:芯はきちんと押さえた明朗青春映画 @DVD・レンタル

北海道の農業高校を舞台にした異色青春漫画の映画化『銀の匙 Silver Spoon』、DVDで鑑賞しました。 原作漫画は、ときどき眼を通しており、なかなか面白いなぁと感じていました。 監督は『ばしゃ馬さんとビッグマウス』の吉田恵輔、脚本は彼と『そこのみにて光輝く』の高田亮が担当してます。 この組み合わせは、なかなか興味深く、期…
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『オレンジロード急行(エクスプレス)』:いま観た方が断然面白く感じられる映画 @フィルムセンター

昨年2013年からはじまった東京国立近代美術館フィルムセンターの企画「自選シリーズ 現代日本の映画監督」、その第2回目は大森一樹監督。 (第1回は崔洋一でした) 1978年の商業映画デビュー作『オレンジロード急行(エクスプレス)』と16mmの自主映画作品『暗くなるまで待てない!』が上映されると知り、企画初日に出かけました。 …
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『僕は友達が少ない』:猥雑青春映画の快作by80年代の東映映画風 @ロードショウ・一般劇場

ベストセラーのライトノベル(後にコミック化)の同名作品を映画化した『僕は友達が少ない』をロードショウで観ました。 おじさんのりゃんひさは、タイトルも聞いたことないし、出演者も北乃きい以外は知らないひとたち。 なのに、劇場に足を運んだのは、『エレニの帰郷』を観に行った新宿バルト9で、宣伝のディスプレイを見たため。 高校生の青…
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『ばしゃ馬さんとビッグマウス』:人生は踏ん切りをつけることが大切 @ロードショウ・一般劇場

シナリオライターを目指す30歳過ぎの女性と20代の男性の物語、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』をシネコンではなく一般劇場で鑑賞しました。 女性の「ばしゃ馬さん」は大学生の頃からシナリオを書いてきて、一度もコンクールの一次選考も通ったことがない。 男性の「ビッグマウス」は一度もシナリオを書いたこともないのに自分の才能について大口…
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『あの頃、君を追いかけた』:お下劣の向こうに見える澄んだ清らかなもの @ロードショウ・単館系

台湾ナンバーワンヒット作品『あの頃、君を追いかけた』をムーヴオーバー館で捕まえて鑑賞しました。 台湾原題は「那些年,我們一起追的女孩」、邦題どおりですね。 英語でサブタイトルがついていて「YOU ARE THE APPLE OF MY EYE」、劇中では「かけがえのない君」と訳されて登場しました。 さて、映画。 高校…
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『桐島、部活やめるってよ』:こういう狭い世界の青春映画って苦手 @DVD・レンタル

2012年日本映画のスマッシュヒット『桐島、部活やめるってよ』を鑑賞しました。 日本アカデミー賞作品賞も受賞したのでしたっけ。 すごく面白い!と評判だったので期待しましたが・・・ まあまあ、ってところかなぁ。 金曜日、高校のヒーロー・人気者の桐島くんがバレーボールの部活をやめる、本人も学校に来ていない、って噂が飛…
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『僕達急行 A列車で行こう』: 森田芳光監督、本家返り的な演出 @レンタルDVD

公開直前に急死してしまった森田芳光監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』、初期作品に帰ったかのような演出でした。 どのあたりが、かというと・・・ 書割のような(つまり少々リアリティに欠ける)セリフを、あまり抑揚もつけずに、あっさりと描いていくあたり。 手持ちカメラを振り回したりしないし、役者の感情を大げさに引き出したり…
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『モテキ(劇場版)』: 面白いねぁ。でも主人公、自意識過剰過ぎ @レンタルDVD

原作マンガもTVドラマシリーズも未見であります。 かつてのオペレッタ形式を現代風にアレンジして、二枚目アラン・ドロンに変わってモテナイくんをもってきたような映画。 『お嬢さんお手柔らかに(ボクはモテないけど・・・)』とでもいえばよいかしらん。 うーむ、表現が我ながら古いなぁ。 まぁ気楽に観ればよいのだけれど(観て…
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『永遠の僕たち』:死は、ただの無ではない @ロードショウ・シネコン

死を扱った映画ばかり観ていたような気がする2011年。 最後に出会った映画は、この映画、『永遠の僕たち』。 エンド・クレジットに映される「デニス・ホッパーに捧ぐ」の文字。 そうかぁ・・・主役の青年は、デニス・ホッパーの息子なのかぁ・・・ さて、映画。 日本人の感性に近いような死の描き方。 事故で両親を亡くし、…
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『ソラニン』:こういう青春はイヤだ @レンタルDVD

タイトルの『ソラニン』、空(そら)の人の意味かと思っていました。 ジャガイモの芽に含まれる毒のことだそうだ。 そういえば、聞いたことはある。 それはさておき、映画を観て(というか観ながらというか)思ったことは、「こういう青春はイヤだなぁ、やりきれないよ」ということ。 ひと昔前か、ふた昔前かに「モラトリアム世代」と…
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『ひゃくはち』:万年補欠の高校球児、秀作青春映画 @レンタルDVD

鑑賞順序は前後するが、一年の締めくくりに、この映画のことを書こう。 タイトルの『ひゃくはち』は、108のこと。 除夜の鐘の数は108、それは煩悩の数。 硬式野球のボールの縫い目も108。 偶然なんだろうが、煩悩いっぱいの高校球児と並べてみれば、意外としっくりくる。 さて、映画。 神奈川県の名門野球部の…
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『三本木農業高校、馬術部』:佐々部清監督の真面目さが溢れている佳作 @レンタルDVD

『三本木農業高校、馬術部』。実在の高校の馬術部の物語です。 監督は佐々部清。『陽はまた昇る』『チルソクの夏』などの真面目な映画で、その真面目さを正直に出して、観客の心に届く映画をつくる監督です。 さて、本作品、『~盲目の馬と少女の実話~』の副題があるとおり、これまた真面目な映画です。 盲目の馬で少女が馬術大会で優勝する…
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『風が強く吹いている』:久し振りのストレート青春映画 @一般試写会

最近はちょいとユル目の映画ばかりをDVDで観ているせいかもしれませんが、久し振りにストレートな青春映画を観たぞ!という印象です。 捻った題材なのに、その実、ストレートな青春映画『鴨川ホルモー』と同じ会場で観ました。 箱根駅伝については、関西在住の頃は興味がなかったのですが、東京で暮らしてからは毎年正月楽しみにしています。…
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『九月に降る風』:九月の風は爽やかでもあり、ほろ苦くもあり

1996年の台湾、7人の男子高校生たちの青春物語である。 不良学生ではあるが、喧嘩に明け暮れて・・・ということはなく、授業をサボって7人で煙草をふかしたり、ビールを飲んで騒いだりというのがせいぜいなところ。 いつもつるんでいて、7年前に始まったプロ野球の贔屓チームを応援したり、ノーヘルメットでスクーターで走ったり、イケメンの…
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『おっぱいバレー』:おっぱい見るぞー!って、爽やかな青春じゃぁ

『おっぱいバレー』って初めて耳にしたとき、桂枝雀師匠の創作落語『茶漬けえんま』と同じぐらいに、「なんやねン、それ!」って思いました。 オープニングでも、風の中を疾走する自転車に乗って、風圧を手のひらで感じて「あぁ、Cカップ!」ってバカ面した中学生たちを見て、「やっぱり、なんだかなぁ」と思いました、正直なところ。 でも飽く…
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『鴨川ホルモー』:必見の爽やか爆笑青春コメディ

クドイ図柄のポスターに、謎のタイトル。試写会で当選していなければ、100%パスしていただろう作品。 しかし、観てよかった! 必見の爽やか爆笑青春コメディだったから。 二浪して京都大学に入学した山田孝之は、美少女・芦名星との出会いからフツーのサークル・京都青龍会に入部することになる。 その京都青龍会は1000年…
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『うた魂♪』:自分を見つけ、他者に共感するということ:Myムービー掲載

オープニング、風力発電の風車が廻る海岸で主役の夏帆が独り歌っている。 打ち寄せる波、廻る風車、のめり込んで歌う少女の周りをユックリとカメラが捉えて・・・・ おぉぉ、ポスターのコメディ一辺倒のイメージと違って、正に映画的なオープニング! これは期待できるゾ。 歌う夏帆を遠巻きに見止める人々。 ポーンとカメラが引いて、「あの…
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『NANA2』:配役交替で魅力減:DVDで鑑賞

主要な配役の交替がシナリオにも影響したかどうかは判らないが、明らかにトーンダウンの続編となった。 前作では、中島美嘉のナナと宮崎あおいのハチこと奈々の物語の比重は概ね50/50の割合だったのが、今回は市川由衣のハチこと奈々の物語が7割近くを占めている。 そのため、ナナを取り巻く物語もステージシーンも少なく魅力激減のところへ持って…
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『包帯クラブ』:他人の痛みが判るからこそ包帯を巻く:Myムービーに掲載しました。

柳楽優弥、石原さとみ主演、堤幸彦監督作品『包帯クラブ』のレビューを「他人の痛みが判るからこそ包帯を巻く」と題して、Myムービーに掲載しました。 「傷ついた少年少女たちの心の再生劇」というフレコミなので、「傷ついたボク(ワタシ)を判って欲しい」的な映画だったら嫌だなぁ、と思いながら試写に出かけた。 その心配は杞憂に終わり、少…
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